社是
この社是は「50年、100年経過しても残る社是をつくりたい」という想いが、凝縮して形になったものです。
社員とその家族、お客様や取引先、そして株主などの関係者みんなが幸せになる企業、それがフォーバルグループの目指す「グッドカンパニー」であるとの想いが込められています。
「グッドカンパニー」とは、お互いがお互いに喜ぶことをやり続けるWin-Winの組織です。当グループは、永く存続する企業でないといけないからこそ、人を大切にして育てるのです。
社是の前段を「フォーバルグループ経営理念」、"そのため"以降の後段を「フォーバルグループ経営基本方針」としています。
社員・家族・顧客・株主・取引先
社員・家族・顧客・株主・取引先という順序は、幸せの分配順序を表しています。
これは、社員の犠牲の上に成り立つ増収増益は、企業が目指すべき姿ではないとの想いや、お客様を不幸にして、自分たちだけが幸せになることはあり得ない、お客様を幸せにするためには、取引先も大切にしなければならないとの想いが込められています。株主だけのため、あるいは社員だけのためにあるのではなく、フォーバルと関わりのあるすべての人のために「幸せを分配する」のだという意志を表しています。
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1.社会価値創出
会社は「人」が期待する価値を創出することが求められます。 そして、「人」の期待は時と共にどんどん変化していきます。
よって、フォーバルグループが創出する価値も変化することが求められるのです。 お客様には無数の選択肢があります。
そうした選択肢が多い中で、お客様から自分たちを選んでいただくためには、本当にお客様にとって、あるいは社会にとって価値のあるものを生み出していく必要があります。
お客様に対する価値、社会に対する価値を創出できなくなることこそが、フォーバルにとっての「敗北」となるのです。
だからこそ、社会価値創出が社是に掲げられているのです。
「社会価値の創出」を実現するためには、フォーバルという器にこだわりません。
必要であれば、どんどん分社化したり、新しい企業を立ち上げたりすることによって、新しい社会価値を創出していくことも大切だと考えています。 そうすることによって、永続的に存在価値をもつ組織となるのです。 -
2.革新
「革新」とは、常に新しいことに挑戦し、人の真似をしないということを表しています。
「革新」するためには、「常識」をあるいは「常識と考えられていること」をまず疑ってみることが重要だということを表しています。
これまでのフォーバルの歩みも、世の中や業界に存在する「常識」に対する挑戦の連続でした。
フォーバルの仲間と共に、創意工夫をこらし新たな「新しいあたりまえ」づくりを実現します。 -
3.真心
常に顧客の視点を持ち続けること、つまり、何が「お客様の成功」になるのかを考え続けることを、「真心」として表現しています。
交渉を必要とする仕事では、常に「相手はどう思っているか」「相手は何を必要としているか」をまず考えて、相手の思いを前面に出して話を進める姿勢が大切になります。
顧客に愛される「真心」のサービスとは、そうした相手のメリットを考える姿勢から生まれるものではないでしょうか。
フォーバルグループでは、他人に対しては常に「感謝」の気持ちをもって接することを心掛けています。
「ありがとう」という気持ちで接していれば、何かをしてもらおうではなく、その人に対して何かをしてあげたいという気持ちになるのです。
そうした気持ちを持ち続け、行動することが、顧客に愛される「真心」のサービスにつながると考えています。 -
4.場
「社員が幸せで、安心して働くことができれば、お客様に価値を提供できる。」そういう想いを込めてフォーバルでは「場」作りを大切にしています。 企業の成長は、その構成する人の成長によってこそもたらされます。
だからこそ、社員が安心して力を発揮できる「場」作りに努力するのです。
ベンチャー精神を重要視するフォーバルでは、社員が新しいことにチャレンジする「場」が用意されています。
その「場」を活用できるか否かは、「社員自身が主体的に行動するか」によって決まるのです。 -
5.社会が求める真の価値
フォーバルでは、会社は常に価値を生み続ける存在でなければならないという想いから、「社会が求める真の価値」の追求を目指しています。 価値を生み続ける会社を目指すことで、どんなビジネスを手掛けたとしても、現在の社是が活きてくるのです。
社名である「フォーバル」も「For Social Value」という名の通り、真の社会価値創出の実現を表現しているのです。
その行動が会社を永続的に存在できるものにするのです。
FISビジョン
「すばらしい会社」とは何か?
利益が高水準であることはすばらしいことですが、それだけで「すばらしい会社」ではありません。
社員、家族、顧客、株主、取引先=ステークホルダー(社中)が、それぞれの立場から、それぞれの価値観で、その会社を見た時に全員が「すばらしい会社」といえる存在であること、これが「すばらしい会社」の定義です。
「すばらしい会社」であり続けるためには、常に「新しいあたりまえ」を実践し、環境に適応し、成長していく必要があります。
日本中の中小企業が「すばらしい会社」であれば、日本は平和で幸せな社会であり続けるでしょう。
アジアの中小企業が「すばらしい会社」であれば、平和で、幸せなアジア社会が実現するでしょう。
世界中の中小企業が「すばらしい会社」であれば、世界は平和になっているでしょう。
100年後には、世界中の中小企業が「すばらしい会社」になっていること。
そしてそのためにFISソリューションズがなくてはならない存在になっていること。
そしてまずそのために、社員全員が、
「FISソリューションズは素晴らしい会社である」
と宣言できることを目指します。